検査設備
三次元測定機をはじめ、各種測定器の充実
大野精工では、最新の測定機器を活用し、高精度な品質保証を実施しています。三次元測定機を複数台導入し、形状・寸法・公差の精密測定を可能にしています。また、表面粗さ測定機、輪郭形状測定機、投影機、硬度計など、多様な測定機器を備え、一つの測定方法に依存しない多角的な品質管理を実施しています。

検査体制
昼夜二交代体制、受入・工程内・出荷前検査
当社では、品質の安定には「いつ・どこで・誰が」検査をするかが重要だと考え、昼夜二交代体制での品質管理を導入し、工程ごとの検査で不良の早期発見を徹底しています。
大野精工の検査フロー
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- 受入検査
- 材料の品質チェックを徹底し、不良材料の使用を防止
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- 工程内検査
- 加工中に測定を実施し、不良品の流出を防ぐ
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- 出荷前検査
- 製品ごとに最終検査を行い、確実な品質を保証

検査環境
恒温環境での測定
測定結果に誤差が出る大きな要因の一つが、温度変化です。大野精工では、恒温環境を整備し、室温変化による寸法誤差を最小限に抑えた精密測定を実施しています。
- 温度変動 ±0.5℃以内を維持し、測定精度を向上
- 湿度管理を行い、金属部品の膨張・収縮の影響を防止

お客様の検査仕様に合わせて柔軟に対応
大野精工では、お客様の要求する品質基準や検査仕様に応じた柔軟な品質管理体制を整えています。特に、ヒートデータ・ミルシートの添付、組付後の検査・調整、トレーサビリティ管理を徹底し、厳しい品質要求にも対応可能です。業界ごとの異なる基準に対応しながら、製品の品質保証と履歴管理を徹底することで、長期的な信頼性の確保に努めています。

ISO(9001、14001)に準ずる品質マネジメント
大野精工では、ISO規格(9001、14001)に準拠した品質マネジメントシステムを導入し、品質の継続的な向上を追求しています。ただ基準を守るだけではなく、品質の安定化と改善を両立する仕組みを構築し、常に最適な品質を提供できるよう努めています。専門の品質管理チームを設置し、日々の品質向上に取り組んでいます。
